使い方や車のサイズを基準にしたあなたに合った製品の選び方

車のサイズや駐車方法からカーポートに必要なおおよそのスペースが割り出せます。
駐車タイプや各部位の名称や役割、材質などを理解して、あなたに合ったカーポート・ガレージを選ぶ基準にしてください。

1駐車タイプを知る

車庫入れタイプと幅寄せタイプ

車庫入れタイプは、前面の道路から直角に駐車するタイプで、4m以上の道幅がある場合に適しています。
幅寄せタイプは、前面の道路と平行に駐車するタイプで、
道幅が狭い場合に適しています。
間口の広さは車の全長の2倍弱は必要となってきます。

2サイズを知る

3柱・梁の材質を知る

アルミ

アルミ

表面が美しく耐久性も高く鉄のように赤錆が生じません。
同じ断面で比較すると鉄に比べ弱いですが、同じ重量で比較すると比重が軽いため鉄より強くなります。


スチール

スチール

外から力を加えても粘り強くすぐに折れることはありません。同じ断面で比較するとアルミに比べて強いですが重くなります。建築構造材料として一般的に用いられています。腐食しやすい材質ですが粉体塗装やめっき処理により耐久性を向上させています。

スチールの表面処理

粉体塗装

粉状の塗料を用いた焼き付け塗装で耐久性に優れています。塗装膜厚が厚いため防食性能が高く、過酷な条件に対応するものに使われています。塗装面が硬いため傷つきにくく、柔軟性に富むため割れにくくなっています。古くはガードレール、道路標識、最近では冷蔵庫、電子レンジに使われています。

スーパーガルバめっき(SGめっき)

溶融亜鉛アルミ合金めっきのことで、塩害に強いめっきです。(沿岸部、融雪剤)通常の溶融亜鉛めっきの10倍の耐食性があり(塩水噴霧試験)、犠牲防食作用があります。(傷ついても亜鉛が溶けて錆から守る)

4ハフを選ぶ

ハフは屋根の周りを囲い高級感やデザイン性を演出します。

SD型

エレントのシンプルでモダンなハフです。
45度〜179度・180度〜270度のコーナー部品があり、変形に対応できます。高さ150mmにて樋側を含めた4方囲いに適したハフです。

色:ステンカラー・シルバー・ダークブラウン・ブラック
コーナー部品(ビス)付:90度(多角度対応)

HG型

高級感がありハイグレードなハフです。
90度・150度・180度・270度のコーナー部品があり、変形に対応できます。

色:ステンカラー・シルバー・ダークブラウン・ブラック
コーナー部品(ビス)付:90度・150度・180度・270度

5屋根材質を選ぶ

屋根は強度を持たせるために、鋼板などを山型に成形した折板を使用してます。

ガルバリウム折板

アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板を使用した折板で、亜鉛めっきの3倍から6倍以上の耐久力があります。犠牲防食作用があるので、傷などによりさびても錆が広がりにくいです。

ポリカ折板(オプション)

ポリカーボネート樹脂を使用した折板です。透明度が高く採光に使用します。耐衝撃性が高く、ひょうなどによる破損割れの心配がありません。温度変化と衝撃に強いですが荷重に対する強度は低くたわみ易くなっております。

※オプションは別途追加費用が必要です。

6ペフの役割

ペフとはガルバリウム屋根裏側に貼る材料で、断熱性と防露性があります。材質はポリエチレンフォームです。

ペフ

断熱性があり防露性が優れている防露材です。熱伝導率を抑えることで、寒冷時には屋根材下側に結露が発生しにくくなります。 ブラックはオプションです。

高耐久ペフ(オプション)

長期にわたり断熱性があり、防露性能が優れている防露材です。 紫外線遮蔽、紫外線劣化防止を有し、耐候性に優れ、また表面に分散保水する機能があるため滴下しにくくなっています。 防傷性が向上し傷つきにくくなっています。促進試験の結果では、20年相当の紫外線量でも伸度、強度は、50%以上を維持しています。

※オプションは別途追加費用が必要です。※ペフなしは結露します。※耐火仕様ではありません。※使用する環境により結露する場合があります。※直射日光や反射光の紫外線により劣化や剥がれが発生しますが、その度合いは、環境により異なります。

7タイトフレーム

※オプションは別途追加費用が必要です。※剣先部分の標準品はめっきのもので、ステンレスはオプションとなります。※標準品のフレームは、めっきになります。※タイトフレームブラックの剣先はめっきのみとなります。

8シャッターを選ぶ(ガレージ)

巻式シャッター(手動/電動)

ご希望の間口に合わせてシャッター開口を調節することができます。遮熱や防寒対策になり、大切なお車を守ります。
対候性・耐食性を合わせ持つ、スタンダードで安心・快適なシャッターです。

オーバースライダーシャッター

シャッタースラットが室内天井へ収納されていくタイプのシャッターです。木目調を採用しており、高級感があります。開閉時のスピードが早く、音も静かという特徴があります。

パイプシャッター

ステンレス製パイプシャッターです。透視性があるので、カーポート下の開放感を保ちます。通気が良いため、強風時はシャッターのバタつき音が小さいのも特徴です。

※オプションは別途追加費用が必要です。

9ドアを選ぶ(ガレージ)

框(かまち)ドア

框で枠組みされたドアです。中央部にガラスやアルミのパネルをはめ込んでいます。通常、上部はガラスになっていて、光を取り入れることができます。

引き違い戸

2枚の戸をスライドして開閉させるドアです。框ドアと違い、開閉スペースを考えずに使用することができます。また、左右両方から行き来できるという特徴もあります。

※オプションは別途追加費用が必要です。

10外壁を選ぶ(ガレージ)

ガルバリウム鋼板

亜鉛やアルミなどの合金をメッキ加工した素材で、錆びに強く、耐久性が高い外壁材です。長期にわたって使用できるので、住宅の外壁にも使用されています。

金属系サイディング

ガルバリウム鋼板を成形したサイディングです。硬質プラスチックフォームと一体になっていて断熱効果があるので、ガレージ内部を快適空間にすることができます。

※オプションは別途追加費用が必要です。

カーポートとガレージを安心してお使いだくために

お住まいの地域によっては、カーポートやガレージの設置をおすすめできない場合がございます。積雪量を考慮した上で、製品をお選びください。お住まいの地域の詳しい積雪量については各々の自治体窓口へお問い合わせください。雪下ろしは積雪20cmを目安に行うことを推奨しています。

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